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肴町主食さん店頭ディスプレイパネル「2025春」2025.4.1

二十四節気はご存じですよね。
春夏秋冬を6つに分け、それぞれの季節を日本人の感覚で表現した暦のことです。
しかし日本人の感性はそれだけで済みません。
さらにその二十四節気の各一気(約15日)を約5日ごとに初候、二候、三候と3等分し、1年を七十二に分けた七十二候という暦があるのです。
今回のディスプレイパネル展示期間は4月〜6月までになりますので、ツバメが南から飛来する今の時期を「玄鳥至(げんちょういたる、つばめきたる)」といい、芒種に入る6月の初めを、カマキリが生まれる「蟷螂生(とうろうしょうず、かまきりしょうず)」と呼ぶのだそうです。
日本人は時の移ろいを時間だけ(数値だけ)で計るのではなく、自然の変化をいかに生活の中に生かしていくかを考えてきた類い希な民俗なのです。
これが日本人の強みであり、最たる固有性だと私は考えます。
誇りに感じます。

 

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